【2026年最新版】VMwareをインストールしてUbuntu上にMariaDBを構築したよ!

以前、「【VMware】Windows上でUbuntuを使うなら仮想環境が便利だよ!」という記事を書きましたが、VMware Workstation Proのダウンロード・インストール方法がBroadcomによる買収以降、大きく変わりました。

「昔の手順通りにやったらダウンロードページにたどり着けない」「アカウント登録でつまずいた」という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、2026年時点での最新のVMware Workstation Proインストール手順を、Ubuntu LTSのセットアップ、そしてオープンソースDBとして人気のMariaDBの構築まで、一連の流れとして解説します。

初めて仮想環境を構築する方にも分かるよう手順を丁寧に説明しつつ、要所には経験者向けの補足も加えていますので、環境構築を効率化したい方にも役立つ内容です。

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本記事で分かること

  • VMware Workstation Proを無料で入手する最新の手順(Broadcomアカウント登録の注意点つき)
  • Hyper-V有効化など、インストール前に確認すべき前提条件
  • Ubuntu最新LTSのダウンロードとVMware上へのインストール
  • Ubuntu初期設定(アップデート、VMware Toolsの導入)
  • MariaDBのインストールと初期セキュリティ設定
  • GUIツール「DBeaver」の導入方法

前提条件を確認する

作業を始める前に、以下の点を確認しておいてください。

  • Hyper-Vが有効になっていること
    VMware Workstation Proの仮想環境はHyper-V上で動作する仕組みに変わっています。Hyper-Vを有効化していないと、Ubuntuのインストール時にエラーになりますので、事前に有効化しておきましょう(Windowsの「Windowsの機能の有効化または無効化」から設定できます)。
  • 個人利用であること
    現在、VMware Workstation Proは個人利用に限り無料で使用できます。商用利用の場合はライセンス条件が異なるため、公式サイトで最新情報を確認してください。
  • Broadcomアカウントを作成する必要があること
    ダウンロードにはBroadcomアカウントの承認が必要です。次章で詳しく説明します。

VMware Workstation Proのダウンロード

Broadcomアカウントの登録・ログイン

まずは公式サイトにアクセスします。

👉 https://support.broadcom.com/

ここでユーザー登録を行い、ログインします。

注意点
ユーザー登録の際は、住所や会社名まで正確に入力しないと認証が通らないことがあります。
筆者は最初、適当な情報で登録してしまったところアカウントにロックがかかってしまいました。この場合、サイト上のAIチャットサポートに「ロックがかかってしまったので、ユーザー登録をやり直したい」と伝えることでロックを解除してもらえました。困ったときは臆せずサポートに問い合わせてみてください。

ダウンロードページへ

ログインができたら、以下のダウンロードページへ進みます。

👉 https://support.broadcom.com/group/ecx/downloads

手順は次の通りです。

  1. 「Free Software Downloads available HERE」の HERE をクリック
  2. 検索窓で「VMware」と検索
  3. 「VMware Workstation Pro」を選択
  4. 自分の環境(Windows/Linux)と好きなバージョンを選んでダウンロード

注意点
ダウンロードするにはBroadcomアカウントが承認済みである必要があります。登録直後は承認待ちの状態になっていることがあるため、時間をおいて再度アクセスしてみてください。

VMware Workstation Proのインストール

ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の案内に従ってインストールを進めます。

重要な注意点
前提条件でも触れた通り、Hyper-Vを有効にしていないとUbuntuのインストール時にエラーが発生します。インストール自体は完了しても、仮想マシンが正しく起動しないケースがあるため、事前にHyper-Vの有効化を済ませておきましょう。

Ubuntu最新LTSのダウンロード

続いて、仮想マシンにインストールするUbuntuのイメージ(ISOファイル)を用意します。

👉 https://jp.ubuntu.com/download

ポイント
Ubuntuには通常版とLTS(Long Term Support=長期サポート版)がありますが、LTS版のインストールをおすすめします。LTS版はサポート期間が長く、学習用・検証用の環境としても安定して使い続けられます。

VMware Workstation ProへのUbuntuインストール

VMware上でのUbuntuの具体的なインストール手順(新規仮想マシンの作成、ISOファイルの割り当てなど)については、以下の既存記事で画面付きで詳しく解説していますので、あわせて参照してください。

Ubuntuの初期設定

Ubuntuが無事に起動したら、まずはTerminal(端末)を開き、パッケージを最新の状態にアップデートします。

sudo apt update
sudo apt upgrade

重要な注意点
このアップデート作業を行わずにMariaDBのインストールを進めると、インストール時にエラーが発生することがあります。必ず先にアップデートを済ませておきましょう。

VMware Toolsのインストール(コピー&ペーストを可能にする)

デフォルトのままだと、ホストOS(Windows側)と仮想マシン(Ubuntu側)の間でコピー&ペーストができず不便です。以下のコマンドで「VMware Tools」をインストールすると、この制限が解消されます。

sudo apt install open-vm-tools-desktop

ポイント
インストール後はVMwareを再起動すると設定が反映されます。

MariaDBのインストール

Ubuntuの準備が整ったら、いよいよMariaDBをインストールします。MariaDBはMySQLからフォークされたオープンソースのデータベースで、互換性が高く、多くの開発現場や学習用途で採用されています。

sudo apt -y install mariadb-server

MariaDBの初期設定(セキュリティ設定)

インストール後は、最低限のセキュリティ設定と、管理者ユーザー(root)でMariaDBに接続する際のパスワードを設定します。

sudo mariadb-secure-installation

このコマンドを実行すると、いくつか質問が表示されます。

  • rootパスワードの設定:任意のパスワードを入力してください
  • それ以外の質問:基本的にすべて「y」で進めて問題ありません(匿名ユーザーの削除、リモートからのrootログイン禁止など、セキュリティを高める設定です)

MariaDBへのログイン確認

設定が完了したら、実際にログインできるか確認しましょう。

sudo mariadb -u root -p

先ほど設定したパスワードを入力し、MariaDBのプロンプト(MariaDB [(none)]>)が表示されればインストールは成功です。

MariaDBサービスの起動確認

MariaDBのサービスがきちんと起動しているかどうかは、以下のコマンドで確認できます。

systemctl status mariadb

active (running) と表示されていれば正常に動作しています。

DBeaverのインストール(任意)

コマンドラインでの操作に慣れていない場合や、テーブル構造・ER図を視覚的に確認したい場合は、GUIツールの「DBeaver」を導入するのがおすすめです。

sudo snap install dbeaver-ce

DBeaverとは
ER図を自動生成できるなど、データベースをGUI上で直感的に操作・確認できる便利なツールです。SQLの学習中の方にも、実務でスキーマを俯瞰したい方にも役立ちます。

注意点まとめ

  • VMware Workstation Proは個人利用の場合は無料で使用できる
  • ダウンロードにはBroadcomアカウントの作成・承認が必要
  • Hyper-Vを有効にしていないと、UbuntuをVMwareにインストールできない(仮想環境はHyper-V上で動作するため)
  • Ubuntuは長期サポートのLTS版をインストールするのがおすすめ
  • MariaDBインストール前には必ずUbuntuをアップデートしておく

よくある質問(FAQ)

Q. VMware Workstation Proは本当に無料ですか?
A. 個人利用の場合は無料で利用できます。ただし利用規約は変更される可能性があるため、公式サイトで最新のライセンス条件を確認することをおすすめします。

Q. Broadcomアカウントがロックされてしまいました。どうすればいいですか?
A. 公式サイトのAIチャットサポートに、ロックがかかった旨とユーザー登録をやり直したい旨を伝えることで解除してもらえるケースがあります。

Q. Hyper-Vはどうやって有効化しますか?
A. Windowsの「コントロールパネル」→「プログラム」→「Windowsの機能の有効化または無効化」から、「Hyper-V」にチェックを入れて再起動することで有効化できます。

Q. MariaDBとMySQLはどちらを使うべきですか?
A. MariaDBはMySQLからフォークされたデータベースで、基本的な操作やSQL構文に高い互換性があります。オープンソースであることを重視する場合や、学習用途で最新の情報を追いたい場合はMariaDBを選ぶ方が多い傾向にあります。

Q. DBeaverは必ずインストールする必要がありますか?
A. 必須ではありません。コマンドラインでの操作に慣れている方は不要ですが、GUIでテーブル構造を確認したい方や、ER図を自動生成したい方にはおすすめのツールです。

まとめ

VMware Workstation Proのインストール方法は、Broadcomによる買収以降大きく変わりました。特にBroadcomアカウントの登録・承認まわりでつまずく方が多いポイントです。本記事の手順を参考に、Hyper-Vの有効化を忘れずに進めていただければ、スムーズにUbuntu環境を構築できるはずです。

Ubuntu環境が整ったら、ぜひMariaDBを導入して、ローカルでのデータベース学習・開発環境として活用してみてください。VMware上でのUbuntuインストールの詳細な手順は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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