Javaなどのプログラミングを実践している人は誰もが憧れるバックエンド開発ですが、バックエンド開発は慣れてしまえば分かることも何らかの形で開発の手順に触れておかないと、いざ開発するとなった場合に何をしたらいいのか分からず困ってしまうということが多々あります。
コンピュータサイエンスを基礎から学べるプログラミングスクールの Recursion ではバックエンド開発の最前線で活躍するための必須スキルを網羅した新コース「Servers with Databases」がリリースされたようです。
バックエンド開発を目指す人におすすめしたいと思い今回記事にさせて頂きました。
Recursion では基礎的なコースは無料会員でも受講することができます。
エンジニア歴10年の私が実際に体験してみましたので気になる方はこちらからどうぞ。
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バックエンド開発とは何か?
Webアプリケーション開発はフロントエンド開発とバックエンド開発に分けることができます。
簡単に言うと、フロントエンド開発が画面の開発で、バックエンド開発がサーバ側の開発ということになります。
画面の開発では、HTML/CSS/JavaScriptにより開発が行われます。
サーバ側の開発では、Java・PHP・Rubyなどによる開発が有名です。
表としてまとめると次のようになります。
フロントエンド | バックエンド | |
---|---|---|
開発領域 | Webサービス、Webアプリなどの操作画面 | サーバ側 |
使用言語 | ・HTML ・CSS ・JavaScriptなど |
・Java ・PHP ・Rubyなど |
内容 | デザイナーが設計したデザインを画面に落とし込む | ・ログイン処理 ・データベース処理(CRUD) ・Rest APIなど |
コースを開発したのは誰?
このコースを開発したエンジニアは元METAソフトウェアエンジニアで Recursion 共同創業者の1人である Jeffry Alvarado さんです。
「アメリカのソフトウェア開発技術を日本へ導入するための活動」をしているそうです。
もう1人の共同創業者である 田島慎也 さんが Recursion のシステムのUI/UX部分を決定されたようです。
▶詳しくはRecursion の創業ストーリーからどうぞ。
コース概要
「Servers with Databases」コースはバックエンド開発の最前線で活躍するための必須スキルを網羅しており、総学習時間 約160時間分というボリューミーなコンテンツとなっています。
データベース設計と実装
・ERモデルとスキーマ設計
・データベースのマイグレーションとデプロイメント戦略
・効率的なデータクエリの操作と最適化
・初期データの準備と管理
データアクセス層の構築
・DAO (Data Access Object) パターンの適用
・ORM (Object-Relational Mapping) フレームワークの利用
・データベースとアプリケーションの連携強化
アーキテクチャとデザインパターン
・MVC (Model-View-Controller) アーキテクチャ
・3層アーキテクチャの実装とその重要性
・ソフトウェア設計のベストプラクティス
キャッシュとストレージ管理
・インメモリキャッシュの利用と最適化
・データの永続化と効率的なストレージアクセス
セキュリティとセッション管理
・クッキーとセッションによるユーザー管理
・ステートフルとステートレス認証システム
・バックエンドセキュリティの基本と暗号化技術
高度なバックエンド技術
・ミドルウェアの活用
・IoC (Inversion of Control) とフレームワークの選択
・メール送信機能とSMTPの統合
プロジェクトを通して得られる成果物
・Pastebinのようなコードやテキストを共有するサービス
・ImgurやPixivのような画像共有プラットフォーム
・特定のトピックに沿った投稿やスレッドを通じて、コミュニティが形成されるフォーラムや掲示板
・リアルタイムでのメッセージ交換、友達のつながり、最新情報をチェックできるタイムライン、そして新しい通知を受け取る機能を備えたSNS
・一般ユーザーと管理者用のダッシュボードを備え、決済機能を組み込んだeコマースのバックエンドシステム
バックエンド開発のあらゆる側面を想定して、実際の業界標準に即した知識と技術を提供しているそうです。
このコースを受講すればバックエンドエンジニアとしての強固な基盤を築くことができると謳っています。
さいごに
総学習時間が約160時間となかなかボリューミーな内容ですが、このコースを受講すればバックエンド開発の最前線に触れられそうです。
バックエンド開発に興味のある方は「Servers with Databases」コースにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございました。
Recursion では基礎的なコースは無料会員でも受講することができます。
エンジニア歴10年の私が実際に体験してみましたので気になる方はこちらからどうぞ。
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