仕事で Vue.js を使ったことがあるので、React もどういう JavaScriptライブラリ なのかに興味があり、React の本を探していました。
この本によると、React を勉強していて挫折する大半の人が、「JavaScriptそのものへの理解不足」「学習順序を間違えている」というものでした。
この本の著者は、オンライン動画学習プラットフォームの Udemy で、2つの React コースを開講し、しかも、最高評価まで獲得しているそうです。
受講者の方からの質問や問い合わせで、初心者がどういう箇所で React に躓くのかを熟知しており、今回の React 本を作成するのに役立ったと書いてあります。
実際、動画の React コースを分かりやすくまとめたのがこの本になっているようです。
私もこの本を購入し読みましたが、やはり著者が言う通り、React はその前の JavaScript(ES6以降) を学習することで、素直に React を理解できることを実感しました。
(この本では、React学習で躓きやすい JavaScript(ES6以降) の解説から入っており、React学習者がReactを正しく学習できるような学習順序になっています)
React 初学者におすすめの本なので、興味のある方はぜひお手に取っていただきたいと思っています。
目次
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Reactを学ぶ際に押さえておきたいポイント
Reactは、今やフロントエンド開発に欠かせない重要な技術ですが、初めて学ぶ人にとってはハードルが高く感じられることもあります。特にJavaScriptの知識があいまいなままReactに進んでしまうと、途中でつまずいてしまうケースも少なくありません。
Reactを学ぶ際に押さえておきたいポイントは以下の3つです。
- JavaScript(特にES6以降)の基本をきちんと理解していること
- 関数コンポーネントとHooksを正しく使えること
- 実践的なアプリの構築経験を通して学ぶこと
そうした中で、『モダンJavaScriptの基本から始める React実践の教科書』は、まさに「React初心者が最初に手に取るべき一冊」といえる内容になっています。
この記事では、同書の魅力と特徴を詳しくご紹介していきます。

『モダンJavaScriptの基本から始める React実践の教科書』の特徴
この本の特徴を4つ取り上げます。
JavaScriptの基礎からしっかり学べる安心感
Reactを理解するためには、JavaScriptの知識が前提になります。
本書ではES6以降のモダンなJavaScriptを中心に、Reactに必要な部分だけを効率よく学べる構成になっています。
これにより、過去に挫折した方でも、基礎から再スタートしやすくなっています。
React Hooksを中心とした現代的な開発スタイル
useStateやuseEffectなど、Reactの主流であるHooksについて丁寧に解説されています。
また、自作Hooksやパフォーマンスの最適化にも触れられており、これからのReact開発に不可欠な知識を自然に習得できます。
TypeScriptや実務的な構成も網羅
TypeScriptとの連携や、開発フローに即したサンプルアプリの構築方法も紹介されています。
「ただ文法を覚える」のではなく、「実際にどう作るか」が見える実用的な内容になっているのが大きな魅力です。
著者の親しみやすい語り口
著者「じゃけぇ」さんは、オンライン講座でも定評のある講師です。
その経験が活かされており、初心者にもわかりやすく、つまずきやすいポイントを丁寧にフォローしてくれる構成になっています。
『モダンJavaScriptの基本から始める React実践の教科書』の口コミ
口コミ情報サイトなどを見てみると、次のような評価が寄せられています。
良い口コミ
- JavaScriptの復習もできるので、React初心者には非常に心強い
- 実務を意識した構成で、応用へのつながりを感じられる
- 著者の丁寧な解説が好印象で、安心して読み進められる
悪い口コミ
- Udemyの講座と内容が一部重複しているため、既受講者には新鮮味が薄い
- 中級者には物足りなく感じられる部分もある
- 書籍のボリュームの都合上、細かい解説が省略されている部分も
まとめ
Reactをこれから学ぶ方や、JavaScriptの基礎に不安がある方にとって、『モダンJavaScriptの基本から始める React実践の教科書』は非常に役立つ1冊です。
学習の入り口でつまずかないよう丁寧に構成されており、現場で使える実践力の土台を作ることができます。
独学でのReact学習に不安を感じている人には、ぜひ手に取っていただきたい良書です。
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