統合開発環境EclipseをLinux環境にインストールする手順について、今回ご紹介したいと思います。
Javaの開発環境をまとめたものを統合開発環境(IDE)といい、その中で最も有名なIDEがEclipseになります。
Linux版Eclipseのインストールは、Windows版のインストールに比べて少し複雑なので、その辺りのことを共有できたらなと思います。
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Eclipseのインストール
- Eclipseを下記URLからダウンロードします。
- ダウンロードされたファイルを適当なフォルダに移動します。
mv eclipse-inst-linux64.tar.gz ../ドキュメント/java/.
- 圧縮ファイルを解凍します。
tar xvfz eclipse-inst-linux64.tar.gz
- 解凍されたフォルダ内に移動して、実行ファイルを実行します。
cd eclipse-inst
./eclipse-installer
- 「Eclipse IDE for java Developers」をクリックします。

- 「Accept Now」をクリックします。

- インストールフォルダを選択して、「INSTALL」をクリックします。

- 「Select All」をクリック後、「Accept selected」をクリックします。

- インストールが完了しました!

Eclipseの配置とショートカットリンクの作成
- eclipseとconfigurationフォルダができるので、eclipseをoptフォルダに移動します。
sudo mv eclipse /opt/.
- desktopファイルをapplicationsフォルダに作成します。
sudo gedit /usr/share/applications/eclipse.desktop
#!/usr/bin/env xdg-open
[Desktop Entry]
Version=1.0
Encoding=UTF-8
Name=Eclipse
Comment=The official IDE for Java application development
Exec=/opt/eclipse/eclipse
Icon=/opt/eclipse/icon.xpm
Terminal=false
Type=Application
Categories=Application;IDE;Development;java;
Eclipseの起動
- Eclipseを起動します。

まとめ
今回インストールしたEclipseは、STS環境やGit環境が入っていない最小構成となっています。
ここから更に開発に必要なプラグインをインストールしていけば、プラグインを入れた開発に特化した開発環境にすることができます。
インストールされたEclipseを日本語化する方法については、下記URLを参考にしてください。
インストールされたEclipseを黒基調のテーマに変更する方法については、下記URLを参考にしてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
こちらの書籍は、Linuxがはじめての方にも図解で分かりやすく解説されています。
「コマンドってなに?」「ディレクトリってなに?」という方も、くじけることなく学習できるそうです。
学習用に仮想マシンの VirtualBox を使っているので、自分のパソコンに間違って上書きインストールしてしまったなんてことは起こりません。
第2版からは、サポートの終了した CentOS7 から AlmaLinux9 に変わったようです。
Linuxについて詳しく分からないけど、触ってみたいとお思いの方は、こちらの書籍でトレースするだけで、かなりの技術が身につくはずです。
気になる方は、こちらのリンクから確認してみてください。
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