WindowsとデュアルブートしているUbuntuがある日突然起動しなくなりました。
簡単な設定変更で問題解決することができたので、今回はデュアルブートしているUbuntuが起動しなくなった原因とその解決方法をお伝えしようと思います。
起動しなくなった原因は?
その時はある日突然起こりました。。
いつものようにパソコンを立ち上げるとパソコンが起動しない。。
何度かパソコンを立ち上げてみるもブラックスクリーンのままです。。
BIOSさえ立ち上がらないので泣きそうになりましたね。。
電源長押しで再度立ち上げてを繰り返すこと数回、やっとWindowsが立ち上がりました。
(立ち上がった原因は不明。。)
Windowsが立ち上がったことで最悪の事態は免れたと思いましたね。
そこで、Windowsが立ち上がったので、Windows環境を使って、デュアルブートのブートローダGRUBが立ち上がらない原因を探りました。
調べていて分かったのですが、Windowsアップデートの際にデュアルブートのトラブルが多いことが判明しました。
その原因の1つが「Windowsアップデート時にFast Bootが有効になってしまう。」というものでした。
Fast Bootとは下記のような機能のことです。
Fast Boot とは、PCの電源を入れた時や、Windows を再起動した際に、BIOSレベルのドライバ初期化などを最小限にとどめ (省略できる所は省略する)、PC起動時のPOSTにかかる時間を短縮する機能。
※POSTとは
Power On Self Test の略。
PCの電源ONやリセットを行った時、UEFI・BIOSが行うセルフチェック。接続されたデバイスにアクセスし、初期化やエラーチェックを行う。
引用元はこちらのサイトです。(ぼくんちのTVさんありがとうございます。)
[blogcard url="https://freesoft.tvbok.com/tips/efi_installation/fast_boot.html"]どうすれば直るの?
つまり、Windowsアップデートで自動的にFast Bootが有効になっていたために、UbuntuのブートローダGRUBが起動できなかったようです!
早速、最新BIOSであるUEFIでFast Bootを無効にして、立ち上げ直すと
いつものようにUbuntuのブートローダGRUBが立ち上がりました!
Ubuntuが起動してくれてよかった〜
まとめ
Windowsをデュアルブートする際に必要になるのが、このFast Bootの無効化です。
そのFast BootがWindowsアップデートで自動的に有効になるとは思いもしなかったです。。
それにしても元の環境に何の影響もなく起動してくれてよかったです。
こういうことがあり得るので、データは小まめにバックアップを取っておくべきですね。。
皆様の参考になれば嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
こちらの書籍は、Linuxがはじめての方にも図解で分かりやすく解説されています。
「コマンドってなに?」「ディレクトリってなに?」という方も、くじけることなく学習できるそうです。
学習用に仮想マシンの VirtualBox を使っているので、自分のパソコンに間違って上書きインストールしてしまったなんてことは起こりません。
第2版からは、サポートの終了した CentOS7 から AlmaLinux9 に変わったようです。
Linuxについて詳しく分からないけど、触ってみたいとお思いの方は、こちらの書籍でトレースするだけで、かなりの技術が身につくはずです。
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