Struts2とは
Struts2は、「アパッチストラッツプロジェクトがオープンソースとして開発したJavaのWebアプリケーションフレームワーク」です。
以前に一世を風靡したStrutsは、同じプロジェクトが開発したフレームワークですが、Struts2とは構造が全く別物のようです。 現在はStrutsの更新(セキュリティパッチ)は行われておらず、WebサイトでStrutsをダウンロードすることができますが、今も更新が行われているStrus2をダウンロードするように推奨されています。
Struts2は、アノテーションによる設定ファイルの削減、POJOによるアクションファイルの作成、OGNL (Object-Graph Navigation Language) と呼ばれる式言語による動的パラメータの作成などができるようになっています。
詳しくは下記サイトをご参照下さい。
はじめに
STS3にStruts2フレームワークのブランクプロジェクトを導入したいと思います。
ブランクプロジェクトとは、指定したフレームワークの最小構成で作成されたプロジェクトのことです。Struts2のブランクプロジェクトは、Maven設定のアーキタイプを設定することで、作成することができます。
Mavenの設定
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メニューでウインドウ>設定をクリックします。
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Maven>アーキタイプをクリックします。
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リモート・カタログの追加をクリックします。
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カタログ・ファイルに「http://struts.apache.org/」と入力します。(説明は空白のままでOKです)
- 検証をクリックします。(「7 個のアーキタイプが見つかりました」と出ればOKです)
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OKをクリックします。
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適用して閉じるをクリックします。
プロジェクトの作成
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メニューで新規>プロジェクトをクリックします。
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Maven>Mavenプロジェクトをクリックします。
- デフォルトのままで次へをクリックします。
- Mavenの設定で追加したリモート・カタログを選択します。
- アノテーションベースでプロジェクトを作成したいので、アーティファクトIdに「convension」とついたグループを選択します。
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次へをクリックします。
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グループIdとアーティファクトIdを入力します。(グループId+アーティファクトIdがパッケージ名となります)
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バージョンはそのままで完了をクリックします。
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必要ファイルのダウンロード完了後、プロジェクトが作成されます。
おわりに
アノテーションベースのStruts2プロジェクトを作成することができました。
(アノテーションベースとは、アクションパスやリダイレクトパスなどをすべてアノテーションで設定できるようしたプロジェクトのことです)
ブランクプロジェクトを作成した時点では、サーバーで実行時にエラーが出ています。このエラー解消する手順についても下記ブログで書いているので、参考にしてみて下さいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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